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#015 「四国遍路」
国分寺
國分寺はその名のとおり、天平年間に聖武天皇の詔勅によって諸国に建立されたものの一つであり、特別史跡に指定された境内には金堂や塔礎石が遺存する。現本堂は鎌倉時代に建立された五間堂で、千手観音立像や銅鐘とともに重要文化財に指定されている。鎌倉時代末期までは西大寺末寺の真言律宗寺院となっていたと考えられ、本堂も西大寺系律宗が関与したものとみられる。天正年中(1573~92)までに堂宇が焼失するが、江戸時代に再興され、藩主である生駒氏や松平氏の庇護を受け、境内が再建整備される。江戸時代には四国遍路の札所寺院となる(第80番札所)。現在は真言宗御室派。本堂や本尊千手観音立像には、「同行五人 応永八年5月廿日」、「四国中辺路同行三人」などの落書がみられ、四国遍路の成立を考える上では極めて貴重である。
第80番札所。讃岐国の国分寺であり、境内は特別史跡。全国でも最大級の僧坊跡が見つかったことでも有名。本堂は鎌倉時代のもので内部に遍路者の落書きが認められる。
【文責】 香川県文化振興課
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