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#049 一輪の綿花から始まる倉敷物語
高梁川東西用水取配水施設
高梁川東西用水取配水施設は、治水を目的とした高梁川改修工事の一環として実施され、樋門は内務省大阪土木出張所の設計により大正13年に、事務所は同15年に竣工した。 樋門はいずれも鉄筋コンクリート造で、酒津取水樋門は表面全体に花崗岩の切石を積む荘重な外観、南配水樋門は15連からなる大規模な構造物である。 高梁川東西用水取配水施設は、近世以来の小規模な取水施設を統合して、水利用の合理化と施設の大規模化が図られた近代農業用水施設のうち、大正期における最大規模のものとして重要である。また、大正期に全国的に導入が進められた鉄筋コンクリート造樋門の現存例としても貴重であり、農業土木技術史上でも価値が高い。
渇水期の紛争や水害対策のため、大正期に行われた高梁川河川改修に伴い、建築された農業用水の取配水施設。石張、鉄筋コンクリート造。
【文責】 倉敷市 日本遺産推進室
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