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#015 「四国遍路」

もとやまじ本山寺

  • 有形文化財
  • 重要文化財
  • 国宝
  • 香川県三豊市
  • 建造物

本山寺 本山寺

文化財体系 有形文化財/重要文化財/国宝
所在地 香川県三豊市
分野 建造物
他、指定等の状況 本堂国宝、仁王門重文

概要

本山寺は七宝山持宝院と号する高野山真言宗である。縁起では創建は大同2年(807)弘法大師空海の開基と伝わるが(本堂は弘法大師が短期間で建立した「一夜建立」の伝説が残る)、記録を欠くため状況は判然としないが、財田川の宮川の合流地に位置し、古代官道の南海道にも隣接した立地を示すことから、古くから創始されていた可能性が高い。鎌倉時代に入ると、暦仁2年(1239)には本堂の修理が行われており、平安時代末から鎌倉時代初頭に存在していたことは確実である。本堂は暦仁2年以降も修理が繰り返されており、正安2年(1300)に棟上げが行われた本堂が国宝の現存本堂である。二王門(重文化財)も鎌倉時代後期に建立されており、鎌倉時代後期から末期にかけて境内の整備が進展する。鎌倉時代末期から南北朝期の年紀を持つ経文版木(県指定有形文化財)があり、往時の状況がうかがえる。天文16年(1547)に鎮守堂(県指定有形文化財)が建立されるほか、境内にも室町時代の石造物が多く見られ、この時期にも境内の堂宇整備が進められたことが分かる。戦国期には一時衰退するが、慶長12年(1607)の二天像修理、正徳4年(1714)鎮守堂修理、宝暦9年(1759)の十王堂建立、寛政7年(1795)の大師堂建立など境内の整備が進められるとともに、四国遍路の札所としての整備も進展する。

ストーリーの位置づけ

第70番札所。財田川右岸の平野に位置し、2haという広大な敷地を持つ。本堂は正安二年(1300)の棟札があり、国宝。仁王門は和様・唐様・天竺様の三様式を取り入れた全国でも類を見ない八脚門として重要文化財に指定されている。

【文責】 香川県文化振興課

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