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#015 「四国遍路」
石手寺
【二王門】 『伊予古蹟志』によれば、河野通継 が文保2 (1318)年に建立したと伝えられる。軒の反りや張りを含 め、建物全体の均整はよく整い、全国の楼門の中でも屈指の優 れた作品と評価され、なかんずくその蟇股は、鎌倉時代の特徴 を備えた傑作との名声を博している。 【本堂】 建物は、桁行5間、梁間5間、一重、入母屋造、二軒、本瓦葺である。二王門(国宝)とほぼ同じ時代の建築といわれ、その後たびたび修理が行われているが、手法が力強く、鎌倉時代末期の特徴をよく表している。 【三重塔】 三間三重の塔で、本瓦葺である。高さは24.1m、軒は3層とも二軒、平行繁垂木 である。全体の容姿はよく均整が取れ、鎌倉時代の特色を伝える建物である。
第51番札所。日本最古といわれる道後温泉の近くで参拝者が絶えない。神亀5年(728)聖武天皇の勅願により伊予大領越智玉興が開基。創建時は「安養寺」の名であったが、四国遍路のはじまりと伝承される衛門三郎伝説にちなんで「石手寺」に改名(伝)。国宝である二王門をはじめ、本堂、三重塔、鐘楼など境内全体が歴史的な文化財。
【文責】 愛媛県まなび推進課・愛媛県文化財保護課
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