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#011 日本国創成のとき
万葉集にも詠われた大和三山は、古くから多くの和歌に詠まれた由緒ある景観であるだけでなく、現代でも広く親しまれている。 また、大和三山に囲まれた平野部分には、古代の都・藤原京の中心であった藤原宮が造営されており、その際には、大和三山の位置が重要な立地条件になったと考えられている。藤原宮のあった場所は、現在、特別史跡藤原宮跡として保存されており、そこから大和三山へ優れた眺望が望める。 畝傍山は標高199.2mを測り、3つの山の中では最も高い。古事記・日本書紀には畝傍山が神武天皇の宮である橿原宮の場所を示す折に登場しており、特別な山として存在していたことを窺わせる。
わが国最古の歌集『万葉集』で多くの歌の題材となった山。特に、額田王を巡る想いを三山に喩えた歌は著名であり、飛鳥時代のリーダー達が詠んだ歌に込められた心模様や活躍した舞台をイメージさせるシンボル的存在である。
【文責】 橿原市世界遺産登録推進課
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