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#011 日本国創成のとき
本薬師寺跡
本薬師寺は680年(天武9)、天武天皇が皇后(後の持統天皇)の病気平癒を祈って発願した寺で、698年にほぼ完成し、藤原京の四大寺の1つに数えられている。伽藍配置は、金堂の前面に東西2つの塔を配置した双塔式と呼ばれる伽藍配置で、現在、西ノ京にある平城薬師寺と同じ伽藍配置となっている。 本薬師寺は、平城京遷都に伴い、建物も全て平城京に移ったのかという点が長い間、問題となっていたが、発掘調査の結果などから、平城京に移った後も、本薬師寺の建物は残されていたという説が有力である。
天武天皇と女帝持統天皇の夫婦合作の寺院跡。皇后(後の持統天皇)の病気治癒を願って創建を始めた夫の深い愛情と、夫の遺志を受け継ぎ寺院を完成させた妻持統の決意や夫婦愛、絆の強さを感じ取れる。
【文責】 橿原市世界遺産登録推進課
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