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#049 一輪の綿花から始まる倉敷物語
旧大原家住宅
旧大原家住宅は寛政7年(1795)に主屋の建築が着工され、その後座敷部分が増築され、その先には広い庭が続いている。また、主屋の後ろには蔵が建ち並び、防火の役目も果たしている。 主屋は本瓦葺、厨子二階建てで、屋根は一見入母屋造に見えるが、実際には切妻造りで妻側に付庇を設けた庇付き切妻屋根となっている。また倉敷窓、倉敷格子といった倉敷独特の意匠も備えている。蔵は土蔵造りで、外壁は腰に瓦を張りつけ、目地を白漆喰で盛りあげる『なまこ壁』で仕上げられ、そのコントラストは非常に美しく、倉敷の町並みの景観を特徴づけている。
江戸後期から繰綿仲買商、米問屋、地主として村政を牽引し、明治以降、倉敷紡績の社長を務め、数々の西洋建築を残してきた大原家の邸宅。
【文責】 倉敷市 日本遺産推進室
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