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| 文化財体系 | 有形文化財/登録有形文化財 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県香取市 |
| 分野 | 建造物 |
| 他、指定等の状況 | 国登録 |
概要
香雲閣は、香取神宮社殿の北東側に位置する建物で明治33(1900)年に完成した。当時の有志などによって、香取神宮の付属施設として建てられた大規模近代和風建築であり、集会所や神事終了後の直会、披露宴会場、夏の合宿所など様々な用途に使用されてきた。
木造二階建ての瓦葺寄棟造の建物で、1階の正面中央部分には、銅板瓦葺破風造の玄関を設けて、均整の取れた外観を形成している。境内空間に調和した建築物となっている。
ストーリーの位置づけ
香取神宮は、古くより軍神として信仰され、歴代の武家政権からも武神として崇敬された。本殿・拝殿(現祈祷殿)・楼門などの主な建物は、徳川五代将軍綱吉が造営した。また、香取神宮のシンボル的な楼門の額は海軍大将・東郷平八郎の筆であり、現在も武道分野からの信仰が篤い神社である。江戸時代には、鹿島神宮・香取神宮・息栖神社の「東国三社巡り」は、「お伊勢参りのみそぎの三社参り」と呼ばれるほど篤い信仰を集めた旅であった。伊勢へのおかげ参りより身近にできる北総地域への旅、成田山新勝寺、香取神宮、銚子磯めぐりと、陸路を歩き、船旅を楽しむ旅が人気となり、木下茶船(きおろしちゃぶね)に揺られて旅する香取神宮は、江戸庶民のささやかな贅沢となった。
【文責】 香取市生涯学習課












