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概要
香取神宮楼門は、本殿と同じく元禄13(1700)年の造営で、三間一戸で屋根は入母屋造銅板葺だがもとは栃葺であった。周囲の緑の中で、楼門の鮮やかな朱塗りと奥に見える社殿の黒が鮮烈なコントラストをみせる建物である。
ストーリーの位置づけ
香取神宮は、古くより軍神として信仰され、歴代の武家政権からも武神として崇敬された。本殿・拝殿(現祈祷殿)・楼門などの主な建物は、徳川五代将軍綱吉が造営した。また、香取神宮のシンボル的な楼門の額は海軍大将・東郷平八郎の筆であり、現在も武道分野からの信仰が篤い神社である。江戸時代には、鹿島神宮・香取神宮・息栖神社の「東国三社巡り」は、「お伊勢参りのみそぎの三社参り」と呼ばれるほど篤い信仰を集めた旅であった。伊勢へのおかげ参りより身近にできる北総地域への旅、成田山新勝寺、香取神宮、銚子磯めぐりと、陸路を歩き、船旅を楽しむ旅が人気となり、木下茶船(きおろしちゃぶね)に揺られて旅する香取神宮は、江戸庶民のささやかな贅沢となった。
【文責】 香取市生涯学習課










