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#015 「四国遍路」
岩屋寺
【名勝岩屋】 仁淀川の上流、直瀬川とその付近の九十九谷にわたって広がる名勝岩屋は、四国八十八箇所霊場第45番札所、海岸山岩屋寺(弘仁6(815)年弘法大師開基と伝えられる)を中心とする地域である。 【岩屋寺境内】 第 45 番札所岩屋寺は、上浮穴郡久万高原町七鳥にある真言宗豊山派の寺院で、弘仁6年(815)、弘法大師の創建と伝えられる古刹であり、中世には大寶寺とともに菅生寺と称され、近世には大寶寺の奥之院とされた。岩屋寺は、礫岩の屹立する山塊の中腹に営まれている。伊予国河野氏の出身で、時宗の開祖一遍上人が参籠したことが、国宝『一遍上人絵伝』に描かれていることでも有名である。 【大師堂】 大師堂は宝形造で銅板葺である。構成は伝統的な寺院建築を基調としているが、向拝柱にはエンタシスを付け、柱頭部にバラと組紐飾り状の装飾を施すなど細部意匠に西洋建築の手法を採りいれながらまとめられており、我が国の近代建築意匠上、高い価値が認められる。
第45番札所。標高700mの切り立った断崖中腹にある山岳霊場。弘仁6年(815)弘法大師により開基(伝)。寺院の背後にそびえる岩峰は古第三紀の久万層群に属する二名層の礫岩が浸食されて形成されたもの。本堂の上方にある岩窟は法華仙人堂となっている。境内は鬱蒼たる天然林におおわれ、野鳥も多い。岩峰の奇勝と植物景観に富み、昭和19年国名勝、昭和39年四国カルスト県立自然公園に指定。
【文責】 愛媛県まなび推進課・愛媛県文化財保護課
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