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概要
日本産漆生産のための技術である「漆掻き」。この技術を保存、伝承しているのが日本うるし?き技術保存会です。平成8年1月、技術保持者が減少するなか「うるし掻き技術の継承」と「漆の生産量の確保」を目的に発足。同年5月には、文化財保存のために必要な伝統的技術として、文化庁から選定保存技術「日本産漆生産・精製」の保存団体として認定されました。明治時代に福井県今立地方から出稼ぎにきた職人により伝えられた「殺し掻き」という技術を伝承し、 令和4年までに58人の長期研修生の受け入れや、記録動画、冊子を発行するなど、日本産漆生産に関わる啓蒙活動を行っています。令和2年12月には「漆掻き技術」が「伝統建築工匠の技 木造建造物を受け継ぐための伝統技術」の一つとしてユネスコ無形文化遺産登録となり、世界が認める技術となりました。
ストーリーの位置づけ
日本産漆は透明度・接着力・堅牢度に優れ、漆芸品の製作はもとより、国宝・重要文化財の保存修理等に不可欠の材料として評価されています。漆生産に関する技術は、苗木の植栽、保育・管理、成長した原木からの漆液の採取(漆掻き)等がありますが、なかでも漆掻きは重要であり、木を傷めることなく良質な漆をより多く採取するには、経験に裏付けられた職人の技が必要とされます。保存団体連絡協議会団体である「日本うるし掻き技術保存会」は、日本産漆を守るべく広く国内にネットワークを結び、未来に向けた技術の継承・後継者の育成等に努めています。
また、「伝統建築工匠の技木造建造物受け継ぐための伝統技術」の一つとして、ユネスコ無形文化遺産登録を目指し
ています。
【文責】 二戸市政策推進課・漆産業課












